F1第5戦モナコGPの決勝がモンテカルロ市街地コースを舞台に行われ、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがポール・トゥ・ウィンを達成し、モナコGP2連覇を果たした。2位にはルイス・ハミルトンが続きマクラーレンがワンツーフィニッシュ。ハミルトンは開幕からの連続表彰台記録を5に伸ばした。3位はフェリペ・マッサ(フェラーリ)となった。
今年で65回目を迎えた伝統の一戦モナコGP。予選日から空模様が心配されていたモナコ市街地コースの天候は曇り、気温24度、路面温度34度、湿度56%というコンディションの中で、モナコGPの決勝が午後2時(現地時間)にスタート。各車一斉に1コーナーに飛び込む中、9番手からスタートしたルーベンス・バリチェロが7番手にポジションをあげることに成功している。オープニングラップを終えてトップ10はフェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトン、フェリペ・マッサ、ジャンカルロ・フィジケラ、ニック・ハイドフェルド、ニコ・ロズベルグ、バリチェロ、マーク・ウェーバー、ロバート・クビカ、アレクサンダー・ブルツというオーダーとなった。
2周目に入るとビタントニオ・リウッツィがカジノの手前でクラッシュ! レースは赤旗中断になるかと思われたが、大きな混乱はなくそのまま進んでいった。これにより、リウッツィはモナコでのリタイア第1号となっている。その後、レース序盤はアロンソが4、5周目に1分16秒台のファステストラップをマークしながら、周回を重ねる度に後方との差を拡げていき、11周目には2番手ハミルトンとの差を4.9秒、3番手マッサとの差を8.0秒にまで拡げていく。その後もアロンソは貫禄の走りを披露し、17周目にはハミルトンとの差を8.0秒、マッサとの差を10.7秒に拡げ、早くも独走状態を築いていった。また心配された天候も上空には青空が広がり、レースはドライコンデションの中で進んでいった。
23周目になるとフィジケラとロズベルグが上位陣の中で最初に1回目のピットイン。するとこのあたりから他の上位陣もピットインを行い、25周目にアロンソとマッサ、28周目にハミルトン、32周目にハイドフェルド、37周目にバリチェロが1回目のピットインを行っている。
レースの半分を終えた39周目のトップ10はアロンソ、ハミルトン、マッサ、フィジケラ、クビカ、ブルツ、ジェンソン・バトン、ハイドフェルド、キミ・ライコネン、スコット・スピードという順位。アロンソとハミルトンとの差は5.0秒、3番手を走るマッサとは35.3秒、4番手フィジケラとの差は49.1秒にまで拡がり、レースはマクラーレンの独壇場となった。
41周目になると、トップ10圏内を走り、1ストップ作戦を選択したドライバーの中でバトンが最初にピットイン。その他のドライバーでは45周目にクビカ、そして48周目にライコネンが1回目のピットインを行い、レースは終盤戦へ。
その後もレースはアロンソの独走状態で進み、50周目にアロンソが2回目のピットイン。続けて52周目にハミルトン、55周目にはマッサとトップ3が2回目のピットインを行うと、いよいよレースは大詰を迎える。独走を続けるマクラーレン勢は、最後まで大量のリードを築き、4番手フィジケラ以下を周回遅れにしていった。そしてアロンソは、そのまま78周を完璧に走りきりトップでチェカーを受けて今季2勝目、通算17勝目を挙げ、2年連続でモナコを制した。2位にはハミルトンが入り開幕から5戦連続で表彰台を獲得。以下3位マッサ、4位フィジケラ、5位クビカ、6位ハイドフェルド、7位ブルツ、8位ライコネン、9位スピード、10位バリチェロというトップ10だった。
佐藤琢磨は17位でフィニッシュし、モナコで初の完走を果たした。またチームメイトのアンソニー・デイビッドソンも18位でフィニッシュし、スーパーアグリは2台揃っての完走となった。
引用元:Yahoo!ニュース AUTOSPORT web
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070527-00000001-rcg-moto